数値の計算と関数-A

   
 範囲指定されたセル内の計算
セル範囲A1〜A10を対象とし、B1〜B10いろいろな関数の結果を返しています
  A B
1 18 204
2  31 5775099120
3  エクセル 25.5
4 15 24.5
5 56 56
6   1
7 37 37
8 9 8
9 37 9
10  1 1
範囲内の合計・セル”B1”に=SUM(A1:A10)と入力されています
範囲内の乗算・セル”B2”に=PRODUCT(A1:A10)と入力されています
範囲内の平均・セル”B3”に=AVERAGE(A1:A10)と入力されています
範囲内の中央値・セル”B4”に=MEDIAN(A1:A10)と入力されています
範囲内の最大値・
セル”B5”に=MAX(A1:A10)と入力されています
範囲内の最小値・
セル”B6”に=MIN(A1:A10)と入力されています
範囲内で1番多く存在する数値
セル”B7”に=MODE(A1:A10)と入力されています
範囲内に入力されている数値の数・
セル”B8”に=COUNT(A1:A10)と入力されています
範囲内に何か入力されているセルの数・
セル”B9”に=COUNTA(A1:A10)と入力されています
範囲内に何も入力されていないセルの数・
セル”B10”に=COUNTBLANK(A1:A10)と入力されています

※セル範囲の中に文字が含まれていますが、数値計算においては無視されるみたいですね
   


 四捨五入をしたい・・・【使用関数 ROUND(数値,桁数)】
数値を指定した桁数で四捨五入する。
  A B C D E
1 もとの数値 桁数2 桁数1 桁数0 桁数-1
2

156.54321

156.54 156.5 157 160
3          
4          
セル”B1”に=ROUND(A2,2)と入力されています
セル”B2”に
=ROUND(A2,1)と入力されています
セル”B3”に
=ROUND(A2,0)と入力されています
セル”B4”に
=ROUND(A2,-1)と入力されています
   


 数値の切上げをしたい・・・【使用関数 ROUNDUP(数値,桁数)】
数値を指定した桁数で切上げる。
  A B C D E
1 もとの数値 桁数2 桁数1 桁数0 桁数-1
2

156.54321

156.55 156.5 157 160
3          
4          
セル”B1”に=ROUNDUP(A2,2)と入力されています
セル”B2”に
=ROUNDUP(A2,1)と入力されています
セル”B3”に
=ROUNDUP(A2,0)と入力されています
セル”B4”に
=ROUNDUP(A2,-1)と入力されています
   


 数値の切捨てをしたい(その1)・・・【使用関数 ROUNDDOWN(数値,桁数)】
数値を指定した桁数で切り捨てる。
  A B C D E
1 もとの数値 桁数2 桁数1 桁数0 桁数-1
2

156.54321

156.54 156.5 156 150
3          
4          
セル”B1”に=ROUNDUP(A2,2)と入力されています
セル”B2”に
=ROUNDUP(A2,1)と入力されています
セル”B3”に
=ROUNDUP(A2,0)と入力されています
セル”B4”に
=ROUNDUP(A2,-1)と入力されています
   


 数値の切捨てをしたい(その2)・・・【使用関数 INT(数値) TRUNC(数値,桁数)】
INT関数は小数点以下を切捨てて整数にします、TRUNC関数は指定した桁数になるように数値を切り捨てます
INT関数とTRUNC関数の違いは、数値が負のときにあります
  A B C D E
1 もとの数値 INT TRUNC,0 TRUNC,1  
2

156.54321

156 156 156.0  
3 -25.25 -26 -25 -26.0  
4          
セル”B2”に=INT(A2)と入力されています
セル”C2”に
=TRUNK(A2,0)と入力されています
セル”D2”に
=TRUNK(A2,1)と入力されています
セル”B3”に
=INT(A3)と入力されています
セル”C3”に
=TRUNK(A3,0)と入力されています
セル”D3”に
=TRUNK(A3,1)と入力されています
   


 数値を指定した基準値の倍数に切上げる・・・【使用関数 CEILING(数値,基準値)】
たとえば20という数値があったとします。この数値を8の倍数に切上げます。8の倍数といえば、8・16・24・32・40・48〜ですが、20を超える(切上げる)数値で8の倍数といえば24になります。この数値を算出するのがCEILING関数です
  A B C D E
1 もとの数値 基準値   結果  
2 20 8   24  
3          

セル”D2”に
=CEILING(A2,B2)と入力されています
   


 数値を指定した基準値の倍数に切り下げる・・・【使用関数 FLOOR(数値,基準値)】
たとえば20という数値があったとします。この数値を8の倍数に切り下げます。8の倍数といえば、8・16・24・32・40・48〜ですが、20を超えない(切り下げる)数値で8の倍数といえば16になります。この数値を算出するのがFLOOR関数です
  A B C D E
1 もとの数値 基準値   結果  
2 20 8   16  
3          
セル”D2”に=FLOOR(A2,B2)と入力されています
   


 数値を偶数に切上げる(偶数は整数です)・・・【使用関数 EVEN(数値)】
たとえば3.1という数値があったとします。この数値を偶数に切上げます。偶数といえば、2・4・6・8・10〜ですが、3.1を切上げた偶数といえば4になります。この数値を算出するのがEVEN関数です
  A B C D E
1 もとの数値     結果  
2 3.1     4  
3          
セル”D2”に=EVEN(A2)と入力されています
   


 数値を奇数に切上げる(奇数は整数です)・・・【使用関数 INT(数値)】
たとえば3.1という数値があったとします。この数値を奇数に切上げます。奇数といえば、1・3・5・7・9〜ですが、3.1を切上げた奇数といえば5になります。この数値を算出するのがODD関数です
  A B C D E
1 もとの数値     結果  
2 3.1     5  
3          
セル”D2”に=ODD(A2)と入力されています
   


 

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